様々なわきが治療の方法と、全国の病院の平均的な価格を紹介します。全国のわきが治療を行っている889の病院をピックアップし、わきが治療の内容とその料金をすべて調査しまとめました。
※あくまで個人的調査です正確な数値を保証するものではありません。※引用などはご遠慮ください。
施術を行っている病院が多い順に記載しています。
平均価格 | 施術病院数 | % | |
---|---|---|---|
汗止めボトックス注射 | 7.4万円 | 590 | 66.4% |
剪除法(手術) | 24.3万円 | 449 | 50.5% |
ミラドライ | 31.2万円 | 153 | 17.2% |
イナバ式(手術) | 32.6万円 | 127 | 14.3% |
吸引法(手術) | 20.1万円 | 95 | 10.7% |
超音波法 | 24.9万円 | 42 | 4.7% |
レーザー法 | 9.3万円 | 61 | 6.9% |
ビューホット | 32.3万円 | 36 | 4.0% |
クアドラカット(手術) | 30.5万円 | 15 | 1.7% |
サーミドライ | 31.6万円 | 11 | 1.2% |
汗腺脂腺凝固法 | 8.5万円 | 7 | 0.8% |
わきがの治療方法について解説
ボトックス治療とは
対応病院数:
590病院(66.4%)/889病院中
平均費用:7.4万円
手術に抵抗のある場合や高い治療費が負担できない場合によく利用される治療方法。患部の皮下にボトックスを注入することにより、汗の分泌を抑えることで臭いを軽減することができます。ただし効果は永続的ではなく約3~6カ月程度の持続期間となっている。基本的には保険対象外。
シワ治療など美容外科でよく利用されているボトックスは、皮膚に直接注入することで神経伝達を遮断し「アセチルコリン」という物質の分泌を抑え、発汗を抑えることができる。
もともとは、ボツリヌス菌という毒素であるが、様々な神経細胞に作用することから、筋弛緩作用などの美容目的から斜視、偏頭痛の治療まで様々な医療目的に利用されている。
剪除法(手術)とは
対応病院数:
449病院(50.5%)/889病院中
平均費用:24.3万円
保険適用可
保険が適用されるわきが治療で、皮弁法、直視下摘除法とも呼ばれており、シワにそってわきを実際に切開し(2~5cm)臭いと汗の原因であるアポクリン腺・エクリン腺を直接除去する方法。直接見ながら取り除く手術を行うのでクリニックの技術力が問われる。クリニックよっては脱毛効果を謳っている。保険が適用される場合は負担が少なくてすむ。
治療の流れ
数週間前:カウンセリング(手術の日程決め)
前日:ワキの毛を剃る
当日:局所麻酔、手術
術後3日後:診察、包帯の交換など
1週間後:抜糸(それまではワキは濡らせない)
1か月後:経過確認
施術について
施術時間 1~1時間半程度
通院の必要 3回~5回
痛み 麻酔を使用
シャワー翌日から可能(ワキは濡らせない)
ミラドライとは
対応病院数:
153病院(17.2%)/889病院中
平均費用:31.2万円
米国で医療機器規制を司るFDAという機関の認可を受けた治療機器を用いた、手術を行わない治療方法。臭いと汗の原因であるアポクリン腺、エクリン腺に対してマイクロ波を照射することで水分を含む汗腺を急速に加熱し破壊します。一度失われた汗腺はもとに戻らないため半永久的な効果が期待できる。日常生活への支障がほとんどないため誰にも気づかれにくい。
治療の流れ
カウンセリング
マーキング
局所麻酔
ミラドライ照射
クールダウン
施術について
施術時間 1時間半~2時間
(照射自体は両ワキで1時間半〜2時間程度)
通院の必要 なし(重度の人は複数の施術が必要な場合も)
痛み 麻酔を使用
運動 翌日から可能
シャワー当日から可能
イナバ式皮下組織削除法(手術)とは
対応病院数:127病院(14.3%)/889病院中
平均費用:32.6万円
稲葉博士が開発したわきが治療の方法で特殊な機器を用いて臭いと汗の原因となる汗腺を取り除く治療法。患部を4~5cmカットし専門の器具を挿入して汗腺を取り除く。毛根も取り除くため脱毛効果も。
治療の流れ
数週間前:カウンセリング(手術の日程決め)
当日:手術
1週間後:抜糸
シャワー:翌日より可能
入浴:7日後
1か月後:経過確認
吸引法とは
対応病院数:95病院(10.7%)/889病院中
平均費用:20.1万円
皮膚に5㎜程度の穴をあけてカニューレを通し汗腺を吸引する方法。汗の原因となるエクリン腺は取り除けないのでアポクリン腺のみ吸引を行う。そのため多汗症への効果はほとんどない。また直接目視を行うことができないので、全てのアポクリン腺が除去出来きないため臭いは30%程度の減となる。再発する場合もあり、現在では行う人が減ってきている。完全な除去を行う剪除法よりも負担は少し軽い。
施術について
施術時間 30分~40分程度
洗髪、下半身シャワー:当日可能
3日後:診察、包帯の除去
1週間後:抜糸
1か月後:経過確認
超音波吸引法とは
対応病院数:42病院(4.7%)/889病院中
平均費用:24.9万円
保険適用可
20kHzの超音波のメスを利用し振動と衝撃によって臭いと汗の原因となるアポクリン腺とエクリン腺を破壊する治療です。超音波によって破壊された汗腺は吸引器具により吸引して除去する。傷は数ミリ程度しか残らない。施術時間が短く傷も小さいため負担が少ない。ただし、完全に除去できないこともあり再発するケースがあるため、重度のわきが・多汗症には向いていない。6カ月程度待って再度施術可能。エリアが広い多汗症の場合全範囲をカバーできないこともある。
シャワー 翌日より可能
入浴 5日~7日
術後の痛み 1日~2日
抜糸 5日~7日
洗顔 当日より可能
施術前:カウンセリング
当日:手術
翌日:検査
1週間後:抜糸
1か月後:経過確認
合計5~10回程度通院
レーザー法とは
対応病院数:61病院(6.9%)/889病院中
平均費用:9.3万円
直径1mm程度のレーザー先端を毛根部に挿入し照射することでエクリン腺とアポクリン腺を破壊する治療方法。切らない治療なので傷が残らなず体への負担が軽い。治療後すぐに日常生活に戻ることができる。
ビューホットとは
対応病院数:36病院(4%)/889病院中
平均費用:32.3万円
専用のワキガ・多汗症治療機器を利用して、臭いと汗の原因となるアポクリン腺、エクリン腺をそれぞれ36本の極細針(0.3mm)での深さを変えながらワキ全体に熱を加えることで破壊する。針はある。皮膚を切らずに行うため傷跡が残らない。片脇に約10分、両脇20分前後で治療を終えることができる。すそわきがなど様々な箇所に施術可能。非常に負担が軽い。日常生活への支障がほとんどないため誰にも気づかれにくい。
治療の流れ
カウンセリング
マーキング
局所麻酔
ビューホット施術
クールダウン
施術について
施術時間 20分程度
通院の必要 なし
痛み 麻酔を使用
シャワー当日から可能
クアドラカットとは
対応病院数:15病院(1.7%)/889病院中
平均費用:30.5万円
3ミリの特殊なクアドラカットメスを利用して汗腺を除去するワキガ手術。剪除法に比べ傷口が1㎝程度と小さいためダメージが少ない。1時間程度の手術で出血も少ないため入院の必要がない。再発の可能性も少ない。7~8割の脇毛がなくなる。
治療の流れ
カウンセリング
マーキング
局所麻酔
クアドラカット手術
手術後包帯固定をします。
シャワー・入浴:翌日から下半身のシャワー
5日目に包帯が取れると全身シャワーが可能
1週間後:抜糸
通院:3回~
サーミドライとは
対応病院数:
11病院(1.2%)/889病院中
平均費用:31.6万円
ワキガ・多汗症・すそわきが治療を行うことができる医療機器を使った治療方法。米国で医療機器規制を司るFDAという機関の認可を受けた機器をつかう。極小の穴からカニューレを使用して治療する。ミラドライよりもさらに負担が少ない。手術が不要なため広範囲の治療を行うことができる。日常生活への支障がほとんどないため誰にも気づかれにくい。
治療の流れ
カウンセリング
マーキング
局所麻酔
サーミドライ照射
クールダウン
施術について
施術時間 2時間~3時間程度
(照射自体は両ワキで1時間半〜2時間程度)
通院の必要 なし
痛み 麻酔を使用
運動 翌日から可能
シャワー当日から可能
汗腺脂腺凝固法とは
対応病院数:7病院(0.8%)/889病院中
平均費用:8.5万円
医療法絶縁針という特殊な針を使ってエクリン腺、アポクリン腺を電気凝固する方法。
ワキの場合は片側約15分程度で終わる。皮膚を切らずに行う。